靴紐を結ぶ時に友達に待ってもらえる奴

❶前提、定義

21歳男性のワタクシ、生まれてから様々な人種に出会って来ましたが、どの集団の中にも一定の割合で存在する本当に存在が謎な人種があります。

それが「ガチでつまらんのに何故か人気がある奴」という人種です。その特徴は以下の通り3つあります。

※「ガチでつまらんのに何故か人気がある奴」は綾野剛みたいな顔をしている人が多いため、以下これを綾野剛と呼びます。

※以下自分を棚に上げるな、お前がつまらないからそう言うだけだろ等のツッコミは一旦抜いてください。

(ⅰ)ガチで会話が面白くない。何を話しても笑うだけとか、へーみたいなゴミみたいな返ししか返ってこない。でもたまに面白い、気の利いた事を言って観客を沸かせる時がある

(ⅱ)何故かは本当に分からないのだが、存在感がとにかくデカイ。具体的に言うと、集団で歩いている時にそいつが靴紐を結ぶために立ち止まったならば、集団の全員が止まってそいつを待つ。

(ⅲ)大体顔が良い。男なら大体身長が高く綾野剛みたいな顔をしている。女なら大体身長が低くアイドルにいそうな顔をしている。

❷この人種は人生において得が多い

仮に私が笑うだけとかゴミみたいな返しばかりしていたらまぁ友達がいなくなるとは言わずともつまんない奴というレッテルを貼られます。集団で歩いてる時に靴紐を結んで待ってもらうなんて事も少ない。待って貰えないことは分かっているから走って前に出てから結んで距離を調整するか、靴紐などまるで無かったかのように振る舞い、止まれる場所まで着いてから靴紐を結ぶわけです。

↑靴紐を結んで置いていかれる可哀想な私。

「キャラ」においても中々に差が出ます。

上記定義(ⅰ)を満たす人を想像してください。これはまさしく「コミュ症」以外の何者でもないです。

しかし綾野剛がこれをやったら、「クール」に見えます。つまり喋らないのが「逆に良い」わけです。

❸この人種になるためにはどうすれば良いのか

顔です。という結論だけではあまりにも悲しいので、このような人達に顔が良い以外に何か特徴がないかと考えてみました。

⭕️変に人に媚びない

こう言う人達って変に人に媚びてないですね。基本的に1人でいる時も本読んでたりしてそもそもが1人でも生きていけるようなオーラが出ている

⭕️クソみたいな発言をしない。

綾野剛は💩を見て「あ〜！！う◯こだ！」とか多分言いません。発言が少ない中で1個1個の発言がちゃんとしている人が多いです。

私が100回喋る内1回だけ良い発言をしていたとして、綾野剛達は10回喋るうちに1回面白いとか気の利いた発言をするんですね。確率的に言えば私からは1%の確率で、綾野剛からは10%の確率で良い発言が聞けるんですね。となると後者の人と話した方が良いはずです。

⭕️きちんとした発言を増やす

前述の1%の確率でしか良い発言をしていないから綾野剛に負けるんですね。つまり100回中50回良い発言が出来るようになれば綾野剛5人がまとめて襲いかかってきても勝てるわけです。

きちんとした発言って何？かは知りません。

⭕️「オーラ」を出す

彼らからは謎の「オーラ」を感じます。背筋良いからですかね？

❹結論

この人達、下手な陽キャより凄いと思います。陽キャは大抵ありあまるコミュ力で自らの地位を確立している人が多いですが、こう言う人達は「何か見えない力」で自分の地位を確立しているので、対抗しようがありません。

こう言う人を敵に回した時が1番めんどくさいことになるという感覚があるため、「お前つまんな！」とか思っても言ったら消されます。